経営状況分析の絶対的力量指標の一つである利益剰余金(x8)は、企業の営業活動により蓄積された利益のストックを見る比率です。

算出式

$$\frac{利益剰余金}{1億}$$

数値が高くなる程、点数が上がります。
上限値は100.0億円で下限値は-3.0億円です。

対策

営業キャッシュフロー(x7)と同様に、企業の規模に関らず分母が1億の絶対的評価であるため、中小企業の場合は短期的な評点アップ対策は難しいですが、毎期利益を計上し蓄積していくことで、少しずつですが評点が上がり、各年度の利益額は他の指標への好影響も期待できます。

対策はあくまで経営事項審査における経営状況に関する評点(Y点)に関するものです。他に優先する事項がある場合など、税理士さんにもご相談した上でご検討することをお勧め致します。

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